タイムトンネル参戦記
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今年も「タイムトンネルフェスティバル」に参戦しに10月13日体育の日に、筑波サーキットに出かけてまいりました。
今年はなんと現地集合組みやスタッフを含めると総勢70名以上の大所帯でした!
今年は、レースの参加者は私(社長の高橋です。今年もヴェロセットで出ます)と主任の加藤(私が乗っていたドカティでレースデビューです)の2名、
パレード参加者がCB93で出るサービスの伊藤君の弟さん1名、フリー走行に出走するのはCB750の加藤君、
GSXR750の庭田さん、ジレラ改の近藤さんの3名です。近藤さん以外は初参加です。みんな緊張しまくってましたね!
バスでの参加組は、例の如く早朝から(午前4時)皆、元気良く集まって来て大型バスに乗車です。
2,3名遅刻者が出ましたが、ほぼ予定通りの時刻でした。
去年と違って今年はバスを押し掛けする事も無く、無事に一日が過ごせる事を願って筑波サーキットを目指し出発です。
途中、常磐道の守谷サービスエリヤで今日一日、参加者全員の食事係りを引き受けて下さった川村一家と合流して午前6時半に到着です。
早速、レースとパレード参加者は選手受付に走ります。他のスタッフ達はお客さんに手伝って貰いテントの設営です。
今年は4ブース分、テント6張りなので大変でしたね。ご苦労様でした!
参加車両の車検も無事に済み、今度はエンジンのウオーミングアップです。
私のヴェロセットKTTは鎌倉工場長の整備のおかげで大した問題も無く、フリー走行にて調子を見る事にしてすぐに引き上げました。
加藤主任のドカティ250は彼自身が試行錯誤をしながら、大分ガタの来ているエンジンを去年とは見違える仕上がりに仕上げてましたので、
後はコースに慣れるだけの様です。テントブースに戻り各自マシンの最終チェックをして各々のフリー走行を待ちます。
お天気にも恵まれ、コースの路面温度も上がり最高のコンデションです。
加藤ドカは4回の走行枠がありますので細かいセッティング出しも上々の様です。
私のヴェロはキャブセッティングを出す事が出来たので一回の走行枠を走らずして決勝に備えます(本当は暑さに体力を奪われ疲れてしまったのです。もう年ですね!)。
CB750の加藤君は1回目の走行でオーバーランしてしまいましたが、2回目はリラックスして走ってましたね。
GSXR750の庭田氏は1コーナーでやはりオーバーランしてしまいました。やはり初めてのサーキットなので、かなり緊張していたみたいですね。
ジレラ改の近藤さんは、去年も走行してるので楽しんで走行してましたね。
午前中のフリー走行も終わり、バグパイプの行進で始まる開会式です。なんとそれまでピーカンだった空が俄かに曇りだし、ポツポツと雨が降って来るではないですか!
開会式の後のパレードに、大きなスヌーピーを乗せてCB93で出走する伊藤君を皆で大笑いしながら手を振って応援してる内にかなり雨脚が強くなってしまいました。
ミッドクラスに出走する加藤主任が、後藤メカとドカティを押してスタートラインに付く頃は台風並みの大雨です!
「無理するなー!」「楽しんで走って来い」と加藤君の背中に私は言いましたが、楽しんで走れっていったって無理だろ〜と彼はヘルメットの中で呟いていたのでしょうね、きっと。
曇って見えないヘルメットのシールドを空けて、今度は雨の雫で見えない状態になりながら何とか最後まで完走して帰ってきました。
(あれだけセッティングが出ていてモチベーションを高めて決勝に望んだのに!大丈夫。又来年があるよ!天気の良い時に思いっ切り気の済む様に走りなさい。
君があれほど苦労して良くしたマシンだもの。今回の雨はさぞ悔しかった事でしょうね・・・。来年に向けて又始めましょうよ加藤主任!)
コースが川の様になってもレースは進行して行き(スーパークラシッククラスが途中中断しましたが)
この日最後のレースとなる私が出走するヴィンテージクラスまではチョイト時間が有りましたが、
私は根性ナシなので早々と出場を断念し、応援団の皆様方にその旨を伝えてしまいました。
革ツナギも脱いでリラックスして、内緒ですがビー○を3,4本飲んで皆と談笑しておりました(ゴメンナサイ)。
そうこうしていると雨足が弱くなりました。さてと皆さんそろそろ撤収準備しましょうか・・・。マシンもトラックに積んだしテントも片付けましょうね。
アッ、私の古くからのお友達の斉藤さんが「ティックルT−5」で走ってるよ。応援しなくちゃ!
「ガンバレー!路面はまだウエットだから余り飛ばすなよー」なんて言ってると、
サービスの伊藤君が「次がヴィンテージクラスですが、出場するなら未だ間に合いますからマシン下ろしますよ」と嬉しい言葉。
雨は上がって薄日も差してきたし、チョッと飲んでるけどまいっか。皆せっかく見に来てくれたんだから。
「悪いけど出場したいからマシンを下ろしてくれますか?」と私。急いで着替えに走ります。
着替えた頃には私の出場クラスの選手紹介がもう始まってるではないですか!
焦って出走前車検をして、コーススタッフに誘導してもらい一番最後にグリッドに付く事が出来ました。セーフです!
グリッドは去年総合で2位でしたので勿論2番グリッドです。グリッドに付いたとたんエンジンスタート合図です。
加藤主任と伊藤君に押し掛けしてもらい、1週のウオーミングアップランです。
普段ですとウオーミングアップ場にて暖気をしてあるので調子が良いのですが、今はエンジンが温まってないので調子がイマイチです。
一周回って来てグリッドに付きスターターの合図を待ちます。この時の緊張感が何とも言えないのです!皆さんも一度経験してみてね!
コックの確認、点火位置の確認(手動進角なのですよ!)、ギヤが2速に入っているか確認してクラッチを握り日章旗が振られるのを待ちます。
エッ、もうスタートなの!いつもの「間」より早めの合図で焦ってしまいました。渾身の力を込めてマシンを押します。
「ヨシッ」クラッチを繋ぎサドルに横乗りしてトラクションを掛けます。隣ではポールポジションのマシンが押しがけに失敗してマシンと共に転倒してます。
「チャンス、エンジン掛かれ!」しかし、無情にも私も掛かりません。もう一度トライしても掛かりません。最後に気力を振り絞り加速を付けてクラッチを繋ぎます。
掛かりました!やはりエンジンが温まりきってなかったからでしょね。もう先頭集団は1コーナーに消えて行ってしまってます。
雨の為、7周のレースがたったの4周に変更してます。「思いっ切り行くっきゃないね、ウエットだけど」
今年は点火位置を少し遅らせてある為去年より幾分加速が鈍くなってます。
その方がエンジンには優しいのだけど、今となっては少し悔やみます。
それでも6番手スタートで徐々に順序を上げて、2周目には2番手に上がりバックストレッチで先頭のお尻を見る事ができました。
3周目の1コーナーで前輪が流れましたが何とか持ちこたえて第一ヘアピンでコーナー1個分の差になり、
ダンロップブリッジ下で第二ヘアピンに向かう相手を確認することが出来ました。
ご老体のマシンに鞭を打ち車体を揺らせながら
(何せ我がマシンは、リジットフレームにガーターフォークという自転車に毛の生えた様な物でして馬に乗っている様に暴れます)
マシンをスリップダウンさせない様に細心の注意を払い第二ヘヤピンを駆け抜けます。
バックストレッチに入り先頭との差は約50メーターほど。
スミス製のレブカウンターの針が6500回転に来たところでトップに入れて加速します(去年は7200回転まで回しました!)。
相手との差はやく20メーターほどに縮まってます。最終コーナー入り口で先頭の車両が減速したのを確認して私はそのままのスピードで突っ込んで行きます。
見る見る差が詰まり、最終コーナー途中でアウトから被せる様に抜くことが出来ました。
そのままの勢いで残りの1周を回って来て、チェッカーを受ける事が出来ました。
自分の前に走ってるバイクがいないと言うのは良いもんですね。
去年は上のクラスのバイクが、1台私の前を走っていたので今年は念願が叶いました。
ウイニングランでは、応援してくれた皆様方に手を振って声援に応え、スタンド前でそのまま表彰台に上がりました。
ここでもやはり一番高いところは良いものだとツクヅク思いましたね。
来年も勿論、この位置でシャンパンを味わいたいと思っております。
工場長以下スタッフの皆、ご苦労様でした。これからもお客様に楽しい時間を提供する為にがんばりましょうね!
この後は、全員で勝利の美酒に酔いながらバスに揺られて無事帰ってまいりました。
皆さん朝早くからご苦労様でした。是非この中から来年はレース部門に出場する方が何人か出てきて欲しいです。
勿論、車両の手配から整備、サポートは引き受けますので。
又来年も皆さん応援してくださいね!
それでは!
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